今年も残すところあと3日。
2006年はみなさんにとって、どんな年になりましたか?
私にとっては、矢のような1年でした。
ブティック社の準備で幕を開けた2006年。
CK with SSでコラムを始めることができ、
ホビーショーではMake and TakeやSBGのキット販売を行うチャンスに恵まれ
アート&クラフトDUOさんでは、名古屋、広島、大阪で
セミナーを行わせて頂き、たくさんのスクラッパーのみなさんと
お会いすることができました。
子育て中のママサークルといった、
これまで縁がなかったようなグループにも数多く呼んで頂いて
スクラップブッキングが広まって来ているな...と実感しています。
まさか自分が参加できる日がやってくるとは夢にも思っていなかった
念願のCKU-A Atlanta。
AliやCathyといった憧れのデザイナーに会うことができ、
アルバムカバーコンテストで賞を頂くという一生の思い出もできました。
CKU-Japanでは、そのAliと再会。
イベントも大成功を収め、記念すべき日本で始めてのCKUに
こういう形で参加させて頂くことができて
本当にありがたく思っています。
しばらくブログを休んでいた時に
スクラップブッキングについて、自分がやりたいことについて
本当によく考えたのですが、その考えるプロセスを通じて
私にとって大切なことは「記憶を残すこと」だと気がつきました。
忘れたくない日々の記憶の断片を、イメージとしてまとめ、紙に残すこと。
私にとって、スクラップブッキングは、自分の生活、目線の証。
来年は、どんなことをスクラップブッキングに残したいと思うんだろう。
それが、今の私にとって、一番楽しみなことです。
スクラップブッキングを仕事にしようと決意してから
あっという間に数年が経ち
流れに飲み込まれないように、流されないように
もともとアートやグラフック的な素養もたいした才能もない私は
レイアウトを1つ作って人前に出すと言う行為そのものに
大いに悩んだり、苦しんだり。
少し大げさですが、毎回、本当に必死です。
もともとかなりマイペースな私ですが、それでも
母親として、妻として、子として、友人として、講師として、人間として
いろんな役割をこなすというのは思った以上に大変なことで
精神的にギリギリのところで、こうしていろいろ続けていると
自分の力を過信していたと気づくことも、弱い気持ちになることもありました。
仕事にしたことを後悔する日もあれば、心から幸せに思う日もあり
偶然の積み重ねの力強さ、怖さを認識しています。
ビジネスだとばっさり割り切れる部分と
それだけでは、なかなか割り切れない部分が混在するのが
この仕事のつらい(楽しい)ところですが
自分は自分。
今年は、いろいろな経験から、その事実を理解した気がします。
言葉にすると大層な感じになっちゃうけど
来年も、自分が選ぶ道を、自分に後悔がないように進んで行こう。
来年は1月末のCHA参加をはじめ、定期クラスの数も増え
単発クラスもいくつか予定しているので
もともとキャパシティーの少ない私は、すでに必死です。
予想外に(?)3月まではめまぐるしい日々が続きそう...。
4月にはうちのやんちゃ坊主もいよいよ入園を迎えます。
正直、春以降の自分の状態が全く読めず、
その先この仕事をどのように進めて行くのか、予想もつきませんが
仕事をしようが、しなかろうが
いつだって、どんなときだって、自分のスタンスとペースで
スクラップブッキングを続けて行けることを
けして忘れないようにしたいと思います。
最近、忙しくてなかなかブログのコメントにお返事が書けませんが
コメントは、すべて拝見しています。
そして、みなさんからの声を、とてもうれしく思っています。
今年も1年、このブログに遊びに来て下さって、本当にどうもありがとう。
のびのびになっていた各種プレゼント企画などは
年明け早々のCKの締め切りを乗り越えたら実現させたいと思っています。
来年も、どうぞよろしくお願いします。
それではみなさま、良いお年を!