今日は、たくんの通っている幼稚園で、入園願書の配布をしていました。
去年の今頃、いくつかの幼稚園の間で揺れていた自分を思い出しました。
私の住んでいる地域は幼稚園に恵まれていて
時々耳にする、徹夜で並んで願書をもらう...というようなことは起こりません。
それでも、子どもと自分にとって、どこが一番ベストな選択になるのか
手探りの状態で、悩みに悩んだものでした。
幸い、その選択は一年経った今でも、やっぱり最上のものであったように思えて
毎日が私たち親子にとって、楽しい日々の連続です。
幼稚園を中心に、お友達の輪はどんどんと広がり、
集団で遊ぶことができなくて、心配していたのが嘘のように
今ではたくんのプレイデートに追われる日々。
でも、今でもやっぱり、子ども同士が「おいで〜」と呼び合っているときに、
誰かが自分の子供を呼んでくれたりすると、私はもう、飛んでいって、
その子を抱きしめて、ありがとうと感謝したくなります。
たくんと、私を誘ってくれる、一緒に遊ぼうと思ってくれている人がいる。
こんな贅沢なことって他にはないと、周囲に感謝してもしきれない思いです。
先日、公園で撮ったスナップショット。
周りのお母さん達に、いくちゃん何撮ってるの〜?と聞かれて
なんて答えればいいのか自分でもわからなかったけれど(笑)
なにげない身の回りの風景を、なぜか形に残しておきたい衝動に駆られたのでした。
そうそう。最近、うれしかったことがひとつ。
お弁当が始まってから、ただの一度も完食できなかった、たくんが
立て続けにからっぽのお弁当箱を持って帰ってくるようになりました。
できるかぎり、食べられるものだけを...という幼稚園からのリクエストに応える努力をしつつも
あまりにも好き嫌いの激しい子どもを持つと、お弁当作りも苦痛の毎日です。
決められたスペースを埋めるには、たまに彼にしてみれば意にそぐわないようなものを
入れざるを得ないこともあるんだけど、それでも、食べてくる頻度が高くなった。
最初に完食できた日は、胸に大きなバッジ(先生の手づくり)をつけて
誇らしげに私にかけよって、いきなり「ママ、お弁当あけてごらん」と言いました。
もしかして...と、はやる心を抑えながらお弁当箱を開けてみたときのこと、
たとえ写真がなくても、私はずっと忘れないと思う。
その日はお弁当箱を洗うまで、何度も何度も「お弁当見てくれた?」と聞く、たくん。
最初は「食べられるものだけで毎日お弁当を作るなんて無理」なんて思った私ですが
彼にこれだけの自信を与えるきっかけを下さった幼稚園の配慮を、
つくづく有り難いと思っています。
明日は幼稚園がお休み。クラスのお友達と少し遠出をするプランがあります。
ご機嫌斜めのお天気ですが、明日までに回復してくれますように...。