急ぎの仕事があって、この1週間で12インチを10作品近く作っています。
正直、そろそろ12インチに飽きてきた...(笑)。ミニブック、作りたい〜!!
8月は定期教室もお休みして、夏休みと思っていたら
案の定というか、やっぱりそういうわけにはいかなくて
8月末までに早くも12月号のCKの翻訳をしなくてはならなかったり
CKU-Jの準備がいくつかあったり、その他にも作らなくてはいけないものが
20個くらいあったり、冷や汗たらたらの毎日です。
マンスリーキット(通信講座ではなく)のみなさん、お申し込みの際に
キットは月末までに送付しますとお伝えしつつ、
今までは、わりと早めに発送しておりましたが、
今月は事前にお伝えした通りのスケジュールになりそうです。
今月は12インチ。Making Memoriesのフレーム他を使ったレイアウトになります。
月末までにはお手元に届くようにしますので、しばらくお待ちください。
それから、いくつかお問い合わせを頂いているのですが
通信講座の来年度の募集は、今年の10月末くらいを予定しております。
来年度を10月末...って、ちょっと早い気もしますが
準備に結構な時間がかかるので、ご理解ください。
来年は、レベルを2クラスに分けて、やらせて頂こうと思っています。
キットとレジュメを送り、提出してもらうだけのクラスにするか、
現在のように、一度、作品チェック(嫌な言い方だけど...)をさせて頂くか、
その他カリキュラム等は、まだ未定です。
今回は先着順ではなく、希望して下さる方にいくつか質問をさせて頂き
最終的にどなたに受講して頂くかどうかは、こちらで決めさせて頂きたいと思っています。
現段階では予約などはお受けしておりません。
詳しくは、追って、blogにUPしますので、よろしくお願いします。
それでは、最後のCKU-Aレポです。
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3日目のディナーも終え、あとはいよいよCommencement(修了式)。
Tarigate Partyの時と同じ、一番広い会場には円卓がずらり。
そして、各テーブルの上には、紙でできた角帽が並んでいます。
私の大学の卒業式は、袴ではなく角帽とマントだったので、なんだか懐かしい。
Kacieとさっそく記念撮影。
会場にはステージが設置してあり、横には巨大なスクリーンが。
CKU-Aの講師陣が、続々とステージに上がって行きます。
大音量で音楽がかかり、踊りだすAliさんとBeckyさん。
...と、とたんにフラッシュの嵐!
カメラに応えるようにポーズをとる講師のみなさん。
サービス精神が旺盛です!
だれかの発案で、CKUの人文字を作る事に。
しばらく、あなたはこっち、あなたはそっち、そこであーして、ここでこーして...なんて
互いにワイワイやりながらも、できましたよ、人文字!
読めるかな??
修了式ですが、まずは、賞品があまったということで、抽選会の続きがありました。
Junkitzや、Cropper Hopperからたくさんの賞品がでて、
中には、数百ドル相当のSB収納家具をご自宅まで届けます!
なんていうプレゼントも!
なんて太っ腹なんだ、Cropper Hopper!!
抽選会では、名前を呼ばれた時にその場にいないと
賞品はもらえなくて、代わりの当選者を選んでしまいます。
この時、3人くらい名前を呼ばれた人が会場に来ておらず
(たぶん、事情があって、先に帰ってしまったんだと思う)
最終的に当選した人は、とっても大きな叫び声をあげて、喜ばれていました。
続いて、コンテストの結果発表。
今回のCKU-Aでは、審査員はAliさんとCathyさんによって行われたと発表があり
二人が、ステージに上がり、司会を始めます。
この二人の場合、Cathyさんが一方的に話しまくって、Aliさんが相づちをうつ...という
光景ばかり見かけるんだけど、この時はAliさんが主導権を握り
Cathyさんは、わざと、Aliさんの言う事の一部だけを繰り返し、笑いを取ったりしていました。
二人は仲良しなので、息ぴったりで、まるで漫才コンビみたいで面白かった。
まずは、POSTER CONTESTの受賞作から発表です。
このコンテストは文字通り、ポスターを作り、そのCreativityを競うものです。
部門は3つあって、地元アトランタを象徴しているもの、
そして、CKUをアピールするもの、最後にスポンサーや講師陣をFeatureしたもの。
それぞれの部門で、Honorable Mention(佳作)と1位が発表され
巨大スクリーンに作品が映し出されると、盛大な拍手が会場に響きます。
名前を呼ばれると、前に出て、賞品を受け取ります。
なかなか大きいボックスが手渡されているので、みんな、興奮していきます。
プレゼントが出てくると、盛り上がるのは万国共通みたい(笑)。
次はALBUM COVER CONTEST。このコンテストは、CKU-A(アルバム)だけに
アルバムカバーの装飾がテーマ。これだったら、すでに作ってある作品を
出せばいいし...と思って、土壇場で参加する事に決めました。
出したのは、Year Bookの表紙です。
さて、コンテストは、テーマ部門、構成部門、Creative部門で
それぞれの受賞作が決まっており、発表がはじまりました。
テーマ部門に続き、構成部門のHonorable Mention の発表の後
「1位は...」のセリフの後に、Cathyさんに自分の名前を呼ばれ、
一瞬、わけがわからなくて、ぼーっとしていたら
横からHeatherにつつかれて、慌てて立ち上がった事。
スクリーンに、自分のYear Bookの表紙が大きく映し出された事。
賞品を受け取るために前に進みながら、拍手が耳にこだましていた事。
言葉に言い表せないようなショックの中で、そんなことを、ぼんやりと覚えています。
抱えきれないような大きな包みを頂いて、ぺこりとお辞儀をすると
私の方に向かって二人がにっこり笑って手を振ってくれて、Cathyさんが
「実はこの受賞には裏話があります」と会場に向かって話しはじめました。
(自分を褒めるようで、かなり図々しい&恥ずかしいですが、
とてもうれしかったので、彼女の言葉をそのまま載せます。)
「応募作品を審査したとき、Aliと私は、この作品を見てすぐに
構成部門の1位にしようと意見が一致しました。
レイアウトと、そしてスペースの使い方が素晴らしいと思ったんです。
CKU-Aの開催中にikukoと親しくなって
金曜日にディナーを一緒にする機会があったんだけど
そのときに、なんと偶然、この作品を実際に見せてもらうことができたの。
中身も表紙と同じくらい素晴らしいものだったけど、
なによりも、すぐに「あ、あの作品だ!」と気がついて、Aliと目配せして...。
私たちの表情の変化をikukoに気づかれないようにするのが、本当に大変だったわ。
ikukoは、日本で、私たちの雑誌を日本語に翻訳してくれています。
日本でCKが読めるなんてすごいでしょ?
秋にはCKUも開催されるのよ!
ikuko、遠くから来てくれてありがとう。でも、来た甲斐はあったわね!」
「そっかー、あの二人は審査員で、ディナーの時にはもう既に決まってたんだ...。
そりゃあ、びっくりしただろうなぁ...」とか、「私にとってデザインの女神みたいな
Cathyさんにほめてもらって、こんなにうれしいことはないなぁ...」なんて、
その時こそ、話を聞きながらボーッとのんきに考えていたんですが(笑)、
Cathyさんの話して下さった事は、今でも一言一言覚えているくらい
本当にうれしかったです。
...で、テーブルに戻る途中で、Heatherが写真を撮ってくれました。
再び顔が緊張でこわばっています...わかります(笑)?
「ikukoのカメラってば、メモリーがいっぱいなんだもん、焦ったわよ!」と
怒られちゃいました(笑)。Kacieに、「賞品を早く開けてみせてよ!」と言われたので
授賞式の続きが一段落してから、開けてみました。
外箱は、縦x横x高さの全てが12インチくらいのボックス。
これに、ぎっしりといろいろなものが詰まっていました。
中には同じものがいくつか入っていたり、すでに持っているものもあったので、
いくつかHeatherとKacieにおすそわけ。
中身を出すとこんな感じ。うれしかったのは、
1日目のJunkitzのMake and Takeで使って気に入り、
その後、ずっと欲しいなぁと思っていたDistressの新色が全色入っていた事!!
写真には写っていませんが、12インチのアルバムも2冊入っていました。
1冊はパステル調のデザインだったので、生まれてくる赤ちゃんのために...と
Kacieにプレゼント。そうそう、こんなダイカットマシン(?)まで入っていました。
この賞品のいくつかは、吉祥寺定期クラスのお土産になっています。
でも、もちろん、Distress Inkは、私のものです(笑)。
さて、アルバムカバーコンテストの後は、SPONSOR APPRECIATION CONTESTに続きます。
メーカーさんにとって、CKUは宣伝の場。参加はほとんどが自己負担なんですよね。
なので、このコンテストでは、CKU-Aに参加し、賞品やクラスを提供してくれたメーカーに対して
Thank youカードを作り、感謝の気持ちを一番うまく表現できた作品が受賞します。
受賞された作品もそうでないものも、どれも素敵なカード達。
メーカーさん、喜んでくれるといいですね。
最後は、Chatterbox主催の「WHY SHOULD I SCRAPBOOK
PAGE-LAYOUT CONTEST」です。
このコンテストでは、自分が「スクラップブッキングをする理由」をテーマに
レイアウトを作り、応募します。
子供に関する作品、自分に関する作品、両親に捧げるもの、亡くなった人々に関するもの。
たくさんの胸を打つ作品が、応募されていました。
このコンテストの応募作品は、飾られているのを見たのですが
どれも、ジャーナルが素敵でした。写真が素敵なのもいいことだけど、
ジャーナルがいい作品って、記憶に残りますね。
CKU-Jでも、コンテストは開かれるんだろうか...。
週明けに、聞いてみよう(笑)。
さて、授賞式の後は、CKU-Aを振り返るスライドを見ました。
開催中、CandiceさんとElsieさんがあちこちで撮影してくれた写真。
3日間を通じて知り合った人々の顔が映し出されるたびに
手が痛くなるくらい拍手をして、それぞれのクラスの様子を映像で振り返り
ああ、楽しかったなぁ...来てよかったなぁ...としみじみと思いました。
テーブルでは、早くも次はどこのCKUに行く?なんて会話も聞こえてきます。
私もいつかまた、来てみたいなぁ。
そしたら次は絶対にCathyさんのトラックをとろう(笑)!
最後に、CathyさんとAliさんに挨拶をしました。
Aliさんとは「日本で会おうね!」と、Cathyさんとは「ここで会えて良かった!」と
hugを交わしました。Cathyさんは「これからも、Keep in touchしようね」と
言って下さいました。とっても優しい、素敵な女性で、お会いする前よりも
ずっとずっと大好きになりました。
Commencementの後は、大学の卒業証書を真似た「修了証」を頂いて解散。
非公式のクロップパーティーがあるので
希望者はアルバムの続きを作る事ができます。
翌朝7時にホテルを出なくては行けなかったので、
私はまずは、一度ホテルの部屋に戻って荷造りを済ませ、
この日のうちに、自宅に帰るHeatherと別れました。
彼女とはトラックも一緒で、気も合って、3日間の間にグッと仲良くなれたので
お別れを言うのがとても寂しかったです。
荷造りを終えた後は、クロップルームへ向かい、
トラックのテーブルメイトと一緒に3時までかかって、最終日(日曜)の途中まで
仕上げることができました。
結局、CKU-Aの間にアルバムを完成させるコトはできなかったけど
ここまででも十分達成感はあるし、残りは4x6サイズの台紙が2、3枚だけです。
忘れないうちに残りを作ろうと思っています。
自分の生活を改めて深く考えさせてくれた、このトラック。受けた影響は無限大です。
毎年、毎年、このテーマでアルバムを作って行きたい。
そんなふうに思っています。
CKU-Aのレポはこれでおしまい。
後日談もあるんですが、それは、また今度。
今は、ながーい記事を書き終えて、2冊目のアルバムを終えたような気分になっています。
最後まで記事を読んで下さったみなさま、ありがとうございます。
向こうにいる間、日本のスクラップブッキングについて
そして、日本語版のCKについて、本当にたくさんの質問を受けたし
(「お店はたくさんあるの?」というのが、一番多い質問でした...笑)
日本のみなさんのレイアウトを見てみたいという声もたくさん聞きました。
国籍は違っても、このユニークなクラフトを愛する気持ち、楽しむ姿勢は
万国共通だという事もわかりました。
今は、CKU-Jが本当に楽しみです。
私自身がそうでしたが、イベントを心待ちにして、わくわくする気持ちが
当日の楽しさを何倍にも膨らませてくれます。
参加される皆さん、一緒にCKU-Jを、忘れられない素敵な思い出にしましょうね。
まだ子供が小さいので、なかなか実現しにくいんですが
いつか、SBGのメンバー全員で行けたら楽しいだろうな...と一人思ったりしています。
最後に。週明けには、お知らせしたいことが2、3つあります。
頂いているコメントにも、来週からお返事して行きたいと思っています。
(すべて目を通しています。返事が遅くなっていて、本当にごめんなさい!!)
それでは、みなさん、よい週末を!