週末はたくんの3回目のバースデーのお祝いをしました。
猛暑だというのに、あり得ない屋外パーティーの立案者は、他でもない私です。
でも、広場の木陰は、それほどの気温じゃなくて
熱中症になるヒトが出たらどうしよう...という心配は杞憂に終わりました。
よかった、よかった...。
毎年のことですが、誕生日には、彼が生まれた日のことを思い出します。
48時間、5分おきの陣痛に苦しんで
もうダメだー、もうダメだーって何度も思って
なんでこんなに苦しいんだよ、出産!!って。
マタニティヨガのクラスや
絶対、安産ですよと言い切っていた医者を
片っ端からはり倒したいような気分。
この世には自分と痛みしか存在しないのか!!と思ったっけ。
そして、苦しむ私の傍らで
ちょっぴり涙ぐんでた、しんちゃんのことをぼんやり覚えていたり。
彼が泣いたところなんて、今まで一度も見たことなかったので
正直、ちょっと動揺した。
半ばもうろうとしながらも、生まれたばかりのたくんを抱いたら
それからもう、手元から離したくなくて
疲れて死ぬほど眠いのに、
これからずっと一緒なんだから、さっさと預けて寝ちゃえばいいのに
自分のベッドに一緒に横になって
一晩中、ずーっと顔を見てた。
生まれたばかりで表情もたいして代わり映えのしない彼を
何時間見つめていても、見つめ足りなかったのを覚えています。
3年の月日はその時は無我夢中でも、過ぎ去ってみると本当に一瞬だ。
たくんが生まれるまで
正直、愛情って、もらってなんぼだと思ってた。
見返りを求めずに愛情を注ぐことが、こんな幸せなことだなんて
ずっと、私、知らなかったのよ。
子供が苦手だった私が、人並みに母親やって
毎日笑って生きていけるのも
今日、一緒に祝ってくれた家族や友人の存在と
世間一般の父親という枠組みを遥かに飛び越えて
サポートしてくれる、しんちゃんのおかげ。
みなさん、いつもありがとう。
今日という日を一緒に過ごしてくれてありがとう。
私たち家族に、惜しみなく、愛情を注いでくれてありがとう。
そして、しんちゃん。
戦友のような君を、いつも、頼りにしています。
たまに笑い転げたりしながら
毎日、まっすぐに、このコを愛して行きましょう。