CHAレポートの続き。
Jenniのクラスが終わった時には、すでに夜の11時を回っていました。
いそいでホテルに戻ったのが12時前。
初対面で、こんな遅くにホテルに帰るなんて、Donnaに申し訳なかったけれど
気持ちよく出迎えてくれて、就寝まで30分ほどおしゃべり。
きさくで、とっても温かな人柄の彼女。
Aliに「絶対に気が合うから!」と太鼓判を押されていたけれど
本当に、すぐに大好きになりました。
翌日からはいよいよCHA本番です。
7時からKaren Russelのクラスがあったので、まずは隣のセブンイレブンで
コーヒーを調達して早朝からコンベンションセンターへ向かいます。
ホテルが徒歩圏内でよかった〜(笑)。
このクラスはKarenがデザイナーを務めるCreative Imaginationのクラス。
トランスパレンシーを貼付ける方法を、それこそ何種類も教わりました。
mickさんとmiyuchiさん、片柳先生もクラスにいらっしゃいました。
キットと共に、レジュメや作業手順、数十枚におよぶサンプルレイアウトを
全て収録したCD(!!)も参加者各自に配布され
Karenは、お店のセミナーやディスプレイに
好きなように使っていいよ...と言ってくれました。
これって、すごく珍しいことです。
Donnaとも話していたのですが、デザイナーや講師にとって
テクニックやレジュメ、レイアウトデザインは、商売道具。命とも言えるものです。
だから、それを二次利用されることは通常できるだけ避けたいもの。
リフトされ、個人で楽しんでもらうことは、正直なによりうれしいけれど、
売り物として第3者に商売の材料にされるのは、とても悲しいことです。
もちろん、中にはCKUなどでもクラスのプロジェクトを
「持ち帰って好きに教えていいよ」という講師もいらっしゃいます。
私にも、実際にそういうふうにお伝えできるクラスやプロジェクトはあります。
...が、それはあくまでレアケース。
実際、私の話を聞いたDonnaも「そんなのあり得ない!」...と、かなりびっくりしていました。
Karenの場合、普通の講師と違って、商品のデザイナーだから
プロモーションのためなんだろうねー...ということで意見が一致。
要は、ケースバイケースで、どこが自分にとって譲れない部分なのかって言う
その違いなんでしょうね。
...話がそれました。
とにかく、クラスは正直、すごく勉強になりました。
内容の濃さは、これまでで受けて来た数多くのクラスの中でダントツかもしれません。
CHAのクラスは、「もの作り」を楽しむような内容ではなく
いかにしてその商品を売るか...ということに重点のおかれたクラスばかりだそうです。
ですので、私を含め、みなさんが通常受講されるような(CKUのような)クラスとは
趣旨もポイントも全く違います。
けれど、私にとっては、このクラスは本当に意味のあるクラスでした。
いろいろな方から、事前にKarenのクラスのクオリティーの高さは聞いていたけれど、
プロジェクトの質だけでなく、その準備の入念さ、細やかさ、そつのなさには実際びっくり。
クラスのテーマやポイントを際立たせる流れの持って行き方には
特に本当に感心させられ、プロフェッショナルであることの意味を教えられた気がします。
ちょっと早口で、最初はびっくりしたけれど(笑)
なにかにつけ、totally positivelyという彼女の口癖がかわいかったです。
クラスの後は、いよいよブースへ。
ここから1日、午後のSuzy WestのCanvasクラスまで
ブースをくまなくチェックです。
ブースチェックは、また別の記事でお知らせします。