先日、ママ友のおうちに遊びに行ったときのこと。
子供達が遊ぶ傍らで、ママ同士おしゃべりをしていたら、
ふいに「話は変わるんだけど」と、彼女が取り出して見せてくれた1冊の本。
ベネッセの学習教材に入っていたというそれは、アニバーサリーブックでした。
5歳当時の子供の記録を残せるように、いろいろな質問が用意されていて、
そこに子供の回答を書き込めるようになっているものです。
好きな食べ物とか、大事なおもちゃとか。
つたないながらもかわいい文字で(っていうか、もう字が書けるなんてすごい!)
お子さんが一生懸命書いたページが続きます。
見ていて、すごく微笑ましい。
普段はやんちゃなその子が、机に向かって一生懸命鉛筆を握りしめて
この本のスペースを埋めているところを想像したら
なんだか自分の子でもないのに、愛しくてしかたがない感じです。
最初は、スクラップブッキングをしている私なら
きっと興味を持つだろうと見せてくれたのかと思ったのですが
実はね...と彼女が開いてくれたのは「いちばんすきなおともだち」と書かれたページ。
そこには、そう、うちのコの名前がその子の字で、はっきりと大きく書いてあったんです。
あー、わかるかな。この時の私の気持ち。
彼をぎゅうううっと抱きしめたい気持ち。
そんな思いをかけてくれるお友達がいてくれることに感謝する気持ち。
不覚にも、目にはじわりと涙が浮かんでしまいました。
二人は年少&年中と同じクラスで、
それこそ毎日のように喧嘩して、母二人をハラハラさせては
すぐにケロッと手をつないで遊ぶような関係です。
たくんも毎日、彼の話をしています。
そばで見ていて彼らの仲の良さはわかっていたつもりだったけど、
それでも、この小さいスペースに、たくんの名前を書いてくれた
彼の気持ちが本当にうれしいのです。
そんな親の気持ちには全く気づかず、相変わらず言い争いをしながら遊んでいる二人を見て
たくんはこんな小さな時から素敵なお友達がそばにいてくれて、幸せだなぁって
母はしみじみ思いました。てっちゃん、ありがとね。
さて、吉祥寺定期クラス(フリークラス)のみなさま、
サンプルをクラスのblogにアップしています。
お時間のある時にご覧下さいね。
今月はPink Paisleeです。よろしくお願いいたします。