最近、blogのアクセスが日に1000を超えているので驚いています。
ここ数日で、スクラップブッキングがテレビやその他メディアで
続々と取り上げられているからでしょうか?
私のBlogは「スクラップブッキング」だけだと
サーチエンジンに出てこないんだけど、みなさん飛び回っているのかな(笑)。
実は、週末からずっと数日間、実家に帰省していたのですが、
両親が購読している毎日新聞にも、
この週末、スクラップブッキングの記事が出ていてびっくりしました。
片柳先生の、かわいくて優しい色合いの素敵な作品が掲載されていましたね。
ご覧になった方、いらっしゃいますか?
それでは、マイペースにCKUの続きをUPします(笑)。
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2日目からはアルバムトラックと呼ばれるメインのクラスが始まります。
アルバム?
そう、CKU-Aの「A」は、アルバムのA。このCKUでは
期間中に、12インチのアルバムを1冊仕上げるんです。
実質2日弱で1冊のアルバムを完成させる。
...すっごいハードでしょ(笑)?
従来のCKUでは、ミニアルバムや6インチ、その他、雑貨風のアレンジなど、
バラエティに富んだクラスが存分に楽しめるようですが
スクラップブッキングはやはりアルバム作り。
アルバムを仕上げるCKUがあってもいいじゃない?ということで
去年あたりからCKU-Aの数はどんどん増えています。
アトランタのCKU-Aでは、このアルバムを作るクラス(トラックと呼ばれる)を1クラス、
そして、Electiveと呼ばれるミニクラスが4クラス受講できました。
他のCKU-AではElectiveは6クラス選べたらしいのですが
これまでのCKU-Aのアンケートで、生徒と講師の両サイドから
アルバムトラックの時間をゆっくりとってほしいというリクエストがあり、
アトランタでは、それを反映して4クラスに減ったようです。
ちょっと残念なような、うれしいような...
比較対象のわからない私は、まぁそんなものかなって思いましたけど(笑)。
アルバムトラックのクラスは、デザイナークラスでは
Cathyさん、Anitaさん、Aliさん、Beckyさん。
メーカークラスでは、Rusty Pickle、Junkitz、Creative Imaginations、
All My Memories、Making Memoriesなどから選ぶ事ができます。
私はAliさんのクラスをとりました。
申し込みの時に、人気だったのは、Cathyさん、Aliさん、
そしてJunkitzのアルバムトラックだったようです。
Junkitzは、Timはもちろんですが、Teresa Collins、Janna Wilson、
そしてStacey Panassidiの3人がデザイナーを務めるようになってから
一気に人気があがってきたようです。
Aliさんのクラスは、「A Week in the Life」と言って、一週間自分がした事、
食べたもの、行った場所などを写真とジャーナルで記録しておく、そんなアルバム。
事前に写真をとったり、ジャーナルをワークシートにまとめる宿題が出て
CKU-Aでは、それをScrapworksのアルバムに仕上げていきます。
クラスは朝の8時半に始まります。眠い私は、ホテルの階下でコーヒーを買い、
ちょっとふらふらしながら列に向かいます。
Aliさんのクラスは一番人数が多いので、部屋もとっても広いんです。
ただ、照明があまり良くなかったので、カメラをあまりわかっていない私は
ホワイトバランスをどう合わせても、どうしてもうまく調整せきず
撮った写真が全部オレンジっぽい〜(涙)。
さて。
部屋に入ると、キットの入った大きな段ボールをもらいます。
席に着くのも待ちきれず、すぐに、中身をチェック。
カードストックやパターンペーパー、7gypsiesやMM、American Craftの
ステッカーなどが、たくさん入っています。
印象に残っているのは、パッと見、マッチングしなさそうなデザインの
パターンペーパーばかりだったこと。
でも、それが、Aliさんの手にかかると、すごくかっこ良くなるんですよね。
みんなが着席し、Aliさんが挨拶。拍手喝采で迎えます。
まずは、彼女がスクラップブッキングを始めた経緯、姿勢、
そして考え方などをジョークを交えて話しながら
15分くらいのスライドを見せてくれました。
この時点で、すでにクラス中が、Aliさんに惚れてます(笑)。
素敵な作品を次々と制作し、雑誌にコラムを書き、全米を飛び回ってクラスを教え...
彼女は間違いなくトップクラスのデザイナーなのに
本当にフレンドリーで、まじめで誠実。
立ち居振る舞いや、話し方から、そういう人柄が伝わってきます。
セレブと呼ばれるすごい人だからという、そんな理由ではなくて、
人としてとってもチャーミング。だから、みんな、彼女のことが本当に大好き。
みんなでよく言っていたのが、「Aliって本当にrealだよね」ということ。
She is real。
私はまだ彼女の性格について語るほど、全然、十分に知り合ってはいないけど、
それでも、なんだかそれってわかるなぁ...と思いました。
特別な日ではなく、人生のありふれた平凡な一日を、
しっかりと感謝して味わって、まっすぐに生きて行きたい。
そんな彼女の思いがストレートに伝わるスライドだったので
見終わる頃には、私を含め、みんなウルウルしてました。
そして、クラスの標語(笑)の紹介。
既に著作等でも紹介されているものもあって、思わず微笑みます。
It is OK
Go with a Flow
Embrace Imperfection
Find Your Voice
Tell Your Story
Don't make it more complicated than it needs to be
Play
などといった言葉をご本人の口から説明されました。
そして、「さっそくだけどね...」と話し始めるAliさん。
「みんなにEmbraceしてほしいことがあるんだ」
なんだ、なんだ?と聞いてみると、実は、本来使うべきボックスタイプのアルバムが
CKU-Aに間に合わず、暫定的に普通のバインダー型のものがキットに組まれているとのこと。
そして、本来受け取るはずだったアルバムは、後日、一人一人に送って下さるとの事。
さらに、ページプロテクターが半数しか届いておらず
もう半数は、翌日の昼頃に、到着予定との事。 まさにImperfectなアクシデント。
でも、既にAliさんに洗脳されていたのか(笑)、結果的に2冊のアルバムがもらえるからか
文句を言う人は一人もいませんでした(笑)。
Aliさんは、参加者一人一人にネームタグを作って下さっていて、それにも感動!
あの有名な(笑)「Ali Font」で書かれた私の名前。
あれ、私の名前って、こんなにかっこ良かったっけ?...という感じ(笑)。
Strano Designのリボンがついたネームタグ。私の一生の宝物です。
クラスによっては手取り足取り順番に教わりながら
サンプル通りのデザインを作って行くクラスもあるようですが
Aliさんのクラスは違います。
プロジェクトの概略を説明されたら、あとは個々の作業です。
こんなふうに、作業していきます。
テーブルには、ルームメイトのHeather、そしてもう一人のルームメイト、
Kacie(彼女自身はJunkitzのアルバムトラックを受講)の地元の友人達と座りました。
下の写真は、さっそく「あ、間違えた!」と言いながら、
そのミスをEmbraceしようと奮闘しているHeather(笑)。
早い人はどんどん進めていきます。
隣のテーブルでは、1週間のうち、1日分を終えるごとに、
その日の分のワークシート(下書き)を破って大声(雄叫び?)を上げている女性もいて、
みんな「えええ、もう終わったの?」とか、プレッシャーを感じながら
でも、おしゃべりしたり、おやつを食べたりしながら、楽しんで作って行きます。
手はかなり早い方だと自信のあった私ですが
その自信は粉々に吹き飛びました(笑)。だって、みんな、マジ、早い(笑)。
丁寧に作っている時間なんてないせいもありますが
スタンプなんて、ポンポンポーンッってな感じで
ポジショニングしている人なんていないし、
曲がっても、上下左右間違っても、「ま、いいか〜」と進んで行くあたり
Aliさんの教えに忠実というか、なんというか...(笑)。
その間、Aliさんは、テーブルを回って、みんなとおしゃべりをします。
写真を撮ったり、サインをしたり、クルクル回って忙しそう。
そして、片手には、必ず、コーヒーのカップが。
相当なコーヒー党と見ました。
うーん、CKU-Jの会場近くに、ちゃんとスタバがあってよかった(笑)。
このトラックのクラスは延々と1時まで続き、ランチタイムを挟んで
Electiveのクラス(90分のクラスと60分のクラス)が始まります。
夜は、またアルバムトラックのクラス。
本当に、文字通り、スクラップブッキング漬けの一日です。
長くなってきたので、続きはまた。